スマートフォンの写真の保存やバックアップはどのような方法で行っていますか?
iPhoneだったらiCloudやGoogle Photo、Amazon Photoなどが主流ですよね。
その中でもトップの人気を誇るGoogle Photoですが、2020年11月に、Googleドライブや、Googleフォト、Gmailなどのサービスポリシーを変更しました。
そのため、2021年6月1日から仕様が変更になり、「高画質」の写真の容量無制限バックアップ機能が終了してしまいます。
Googleはこのようにした背景も示しており、Googleには1日あたり430万GB以上もクラウドにアップロードされていたという。
今後もより安定したサービスを提供するためにも、今回は有料化に方向転換をしたと考えられます。

この記事を書いた人

目次
Google フォトとは

Google PhotoとはiPhoneやAndroidで撮影した写真を無料かつ、無制限で保存できるサービスです。
iPhoneユーザーはマイクロSDが使えないので、クラウドを利用してストレージを節約しなければなりません。
そのため、無料のGoogle Photoを利用している方は多いようです。
Googleアカウントには15GBの無料の保存領域が存在

全てのGoogleアカウントには無料の15GBのストレージが提供されており、Gmail、Googleドライブ、Googleフォトをその容量に使うことができます。
Google Photoに保存した写真はiPhone本体からは削除するという方法を使うことで、iPhoneのストレージを節約することができます。
また、クラウドにバックアップをすることになるので、機種変更などをした場合でもデータ移行を行わずに新しい機種でも写真を見ることができます。

2021年5月31日までの仕様
5月31日までは「圧縮された高画質の写真」に限り、無料かつ無制限でアップロードができます。
「元の画質の写真と動画」は15GBのストレージにカウントされます。
また、Gmailのメールや添付ファイル、Googleドライブのファイルなども15GBの保存容量にカウントされます。
もし15GBの保存容量を超えている場合は
新しいファイルをGoogleドライブにアップロードできなる
元の画質の写真や動画をGoogleフォトにバックアップできない
Gmailの送受信に影響がでる
などのことが起きます。
また、その状況が2年以上続くと保存されているコンテンツが削除される場合があります。
ストレージを追加する場合は100GB月額250円から増やすことができます
Googleの仕様が6月1日から変更

6月1日からは「圧縮された高画質写真」は保存容量ノーカウントだったのが
カウント対象となるようです。
ココがポイント
つまり、今までバックアップ用に保存していた写真も全てカウント対象になり、15GBを超えている場合にはストレージを追加しなければならなくなります。
Googleフォト容量無制限の機種もある
Googleから発売されている、Googleピクセルという機種は、これからもGoogleフォトの容量は無制限が継続されます。
実際には、機種によって仕様が変わってくるのですが、ピクセル3a〜5からアップロードした「高画質」の写真はこれからも、継続して無制限で保存することができます。
ピクセル3は2022年1月31日、ピクセル2は2021年1月16日、初代ピクセルは無期限、で「高画質」設定ではなく、「元の写真の画質」の写真でも無制限で保存することができます。

今後発売されるGoogleピクセルの最新機種たちはどうなるかは、まだわかりませんが、多分この使用は継続されるでしょう。
それがピクセルの強みでもありますからね。
6月1日の時点で容量が超えていたら?写真はどうなる?

6月1日の時点ですでに保存容量を超えていた場合でも、すでに保存されている写真は削除されません。
しかし、新しく写真や動画のバックアップ、メール送受信、ファイル保存など全て利用できなくなります。

「消えないならよかった」ではだめ
あくまで6月1日時点では消えないだけであって、今までの仕様と同じように、2年以上保存容量超過状態が続くと、保存されているコンテンツが削除される可能性があります。
Googleは2年間猶予をあげるから、有料のプランに変更をするか、パソコンやスマホの本体に保存してねと言ってるようですね
もちろん2年間の猶予期間が終わって、コンテンツが削除される場合にはGoogleから連絡が入ります。
それまでに写真の整理をしておきましょう。
注意
これは6月1日から2年ということではなく、すでに容量超過している場合にはもう2年のカウントダウンが始まっています。
ココがポイント
もし、コンテンツが削除の対象となる場合には、3ヶ月以上前にGoogleから連絡がきます。
その連絡により「削除を回避できる方法」や「Googleからデータをダウンロードする機会」が提供されます。

今からできる対策
もう執筆時点で仕様変更まで1ヶ月を切っているのですが、現時点でできる対策を紹介します。
- Googleドライブの有料プランを購入する
- 他の写真保存サービスに変更する
- 本体に保存する
まずはGoogleドライブの有料プランを購入する
この方法ならこれからも継続してGoogleフォトを利用することができるのでオススメです。
月々250円で100GBから使えるので写真の量に応じて課金するようになります。
2つ目は他の写真保存サービスを利用する
他にiCloudやAmazonフォトなどが主流のものになります。特にAmazonフォトはオススメで、プライム会員なら無料で利用することができます。
Amazonプライムはお急ぎ便、プライムビデオ、Amazonミュージック、など利用できるものが多いので、月々500円でこんなに特典が付くのであればお得ですね!
3つ目は最終手段、本体に保存する
本体の容量を節約するために、クラウドサービスを利用するのですが、有料プランにお金を払うのはちょっと…という方は、諦めて本体に保存するしかないです。
本体といっても、他の端末でも大丈夫です。
容量の大きいパソコンがあるのであればそれに保存してもいいですし、ハードディスクを購入してそれに保存しても大丈夫です。
オススメハードディスク↓
バッファロー 外付けハードディスク4TB
まとめ
今回はGoogleの仕様変更についてまとめてみました。
仕様変更までもう1ヶ月を切っているので、早めにバックアップの対策を取らなければいけないですね。

普段はApple製品に関することや暮らしに関する記事を作成しているのでぜひそちらもご覧ください!